託児所案内

託児所の種類

保育所

①認可保育所

児童福祉法という法律に基づき、都道府県または市が認可した施設を言います。
認可保育所のメリットは大きく分けて2つあります。

メリット1

公的資金補助があるため、保育料が比較的安いということです。

メリット2

保育士の数や施設の広さなど、国が定めた基準を満たしている保育所になるので、預ける親にとって安心であるということです。

認可保育所は「安さ」と「安心感」から応募が集中しやすく、特に大都市ではなかなか入ることが出来ないのが難点です。
(ひとり親であれば優先的に入ることもできます)

②認可外保育所

児童福祉法の基準を満たしていない保育所です。
認可外保育所にはいくつかの種類があります。

(1)準認可園

国の基準は満たしていませんが、各自治体が設けている基準を満たしている保育所になります。

(2)認証保育所

「認証保育所」は、東京都独自の制度で、東京の特性に着目した東京都独自の基準を満たした保育所を言います。
大都市である東京では土地の確保が難しく、認可保育所の基準である施設や園庭の広さという基準を満たすことが出来ないことが、東京都にとっては大きな悩みでした。
そこで、東京都は東京ならではの独自の基準を作り、この基準を満たした保育所を「認証保育所」としてお墨付きを与えたというわけです。
この他、国の基準も自治体の基準も満たしていない保育所もあります。

認可外保育所のデメリット

認可保育所よりも保育料が高いところが多く、家計にとっては負担となるのがデメリットです。
また、施設の広さや保育士の数などの基準を満たしていないので、園庭が狭かったり保育士が少なかったりするなど、保育環境があまり良くない保育所も存在します。

見極めることが大切です

「認可外保育所」であっても、「準認可園」も「認証保育所」は自治体の基準を満たしているという点で比較的安心して子供を預けることができます。

認可外保育所は、保育所によって善し悪しがまちまちなことが多いので、どういった保育所なのかしっかり見極めることが大切です。

幼稚園

保育所と幼稚園の違い

簡単に言うと、
「幼稚園」・・・教育を行う場、つまり「学校」
「保育園」・・・「親の代わりに保育をする場」
という違いがあります。

①監督官庁が違います!

「幼稚園」・・・「学校」なので、監督官庁は「文部科学省」です
「保育園」・・・「保育」を目的とした施設であるので、監督官庁は「厚生労働省」となります。

違う監督官庁の管轄になるので、補助金の基準や出所が異なります。

②先生の資格・免許が違います!

「幼稚園」・・・幼稚園の先生は「幼稚園教諭免許」という教員免許が必要となります。
「保育園」・・・保育園の先生の資格は「保育士」となります。

③対象年齢が違います!

「幼稚園」・・・満3歳~5歳の子どもが入園できます。
「保育園」・・・0歳~5歳の子どもを預かってもらえます。

子どもの年齢が小さい内は保育園を使い、幼稚園に入れるようになってから幼稚園を利用する方が多いようです。
最近では、子どもが3歳未満であっても、年度途中で3歳となる場合には受け入れてくれる園もあるなど、年々年齢基準は緩やかになっているようです。

④開所時間・おやすみ

「幼稚園」・・・午後4時~5時までのところが一般的ですが、中には午後6時~7時まで預かってくれるところもあります。
「保育園」・・・概して幼稚園より預かってくれる時間が長く、基本は8時間+延長保育という形のところが一般的です。
都心の保育園では、午後8時~9時まで預かってくれるところもあります。

お休みですが、
「幼稚園」・・・土日祝日、夏季・冬季休暇、年末年始休暇にお休みとなるところが一般的です。
小学校や中学校と同じですね。
もっとも、休日でも「預かり保育」をしてくれる園もあります。
「保育園」・・・学校ではないので夏期・冬季休暇はありません。
また、土曜日や年末年始などの休日に預かり保育をしてくれるところも多いようです。

どちらに入れるべきか・・・

似ているようで全然異なる「幼稚園」と「保育園」ですが、「子どもを幼稚園に入れるべきか」という問題は、ママやパパにとって大きな悩みの一つではないでしょうか。

幼稚園が「学校」であることから、
「小学校に入るためには幼稚園に入園しないといけないの?」
と疑問に思う方もいるかと思います。

答えは「どちらでも良い」です。
幼稚園は義務教育ではないので、幼稚園に行っていないお子さんでも当然小学校に入れます。

興味深いデータのご紹介

「全国家庭児童調査」(平成21年度、厚労省調べ)によれば、未就学児童の数を100人とした場合、保育園に就学している児童は33人、幼稚園に就学している児童は29人となります。

これを年齢別にみてみましょう。

3歳
幼稚園・・・17人
保育園・・・43人

4歳
幼稚園・・・53人
保育園・・・39人

5歳
幼稚園・・・64人
保育園・・・33人

6歳
幼稚園・・・62人
保育園・・・38人

調査によれば、3歳を過ぎてからは幼稚園に子どもを入園させる親が多数派のようです。

幼稚園も柔軟に?!

最近では幼稚園でも子どもを預かる時間を延長したり休日の預かり保育を充実させているところが多く、「仕事で子どもを長く預けなければならないから幼稚園には預けられない」という問題は解消されつつあるようです。

認定こども園

認定こども園とは

少子化による幼稚園の閉園が続く一方で、都心部では待機児童が増加しているという問題に対処するため、2006年から開始した新たな試みがこの「認定こども園」です。

具体的には、①「小学校入学前の子どもに幼児教育と保育を提供」し、②「地域における子育て支援を行う」という2つの機能を備え、自治体が定めた「認定基準」を満たす施設です。

「幼稚園」や「保育園」に比べればまだまだ知名度の低い「認定こども園」ですが、いろいろなメリットがあります!
・子供が通園していない家庭でも育児相談などの子育て支援が受けられる。
・保護者が働いているか働いていないかに関わらず、0歳~就学前の子供が利用できる。
・保育園で幼児教育が受けられ、幼稚園で長時間保育が受けられる。つまり、両者の良いとこどりが可能に!
・既存の幼稚園施設を活用することにより待機児童が解消できる。

①幼保連携型

認可幼稚園と認可保育所が連携して、一体的な運営を行うことにより、認定こども園としての機能を果たすタイプ

②幼稚園型

認可幼稚園が、保育に欠ける子供のための保育時間を確保するなど、保育所的な機能を備えて認定こども園としての機能を果たすタイプ

③保育所型

認可保育所が、保育に欠ける子供以外の子どもも受け入れるなど、幼稚園的な機能を備えることで認定こども園としての機能を果たすタイプ

④地方裁量型

幼稚園・保育所いずれの認可もない地域の教育・保育施設が、認定こども園として必要な機能を果たすタイプ

「認定こども園」の数

平成25年4月1日現在の「認定こども園」の数は1099件。
平成24年4月1日は909件、平成23年4月1日は762件でしたから、認定数は年々増加しています。

「認定こども園」の「認定基準」は、「国の指針」を参酌して各都道府県が条例で決めるので、自治体ごとに微妙に異なります。
お住まいの地域の認定こども園について知りたいという方は、自治体のホームページなどを確認してみましょう。
ちなみに、ONEの本社がある新宿区では、平成26年4月現在、12の認定こども園が存在します。

利用料金

利用料金は各施設ごとに違うので、施設によっては幼稚園や保育園より高くなるところもあります。
ただし、低所得者が利用できないという事態が生じないように利用料を定めなければならないとされています。
また、施設は定めた利用料を市町村に届け出なければなりません。
市町村長は、施設から届出のあった利用料が不適切であると判断した場合には、その変更を命じることができます。

例えば、東京23区内のある認定こども園では、
長時間保育・・・区立保育園と同じ保育料
短時間保育・・・入園料1,000円+保育料:年額60,000円+給食費:月額45,00円
となります。

☆もっと知りたい!認定こども園

①認定こども園の管轄は?
文部科学省と厚生労働省が合同で管轄します。
幼稚園は文部科学省、保育所は厚生労働省が管轄しています。

②先生の資格・免許は?
幼稚園教諭免許と保育士の両方の資格が必要です。

③対象年齢は?
0歳~5歳

④開所時間
幼稚園と同様の一日4時間程度の利用から8時間の長時間保育まで、柔軟に保育時間を選べます。

⑤おやすみ
短時間での利用の場合、通常の幼稚園と同様に土日祝日、年末年始休暇に加え、夏期・冬季休暇があり、長時間での利用の場合には、保育園と同様に夏期・冬季休暇を設けないという仕組みをとっています。

保育ママ

保育ママとは

待機児童問題が取り沙汰されるようになってから、よく聞くようになったこの「保育ママ」という制度ですが、正しく理解している方は実は少ないのではないでしょうか。

保育ママは、いわゆる「ベビーシッター」や「チャイルドマインダー」に近いもので、保育ママの自宅等で主に3歳未満の子どもを預かるサービスです。

保育ママの対象となる子どもは、親の就労等を理由に保育が十分になされず、保育所に入所できない子どもとなります。

この「保育ママ」が「ベビーシッター」などと異なるのは、「保育ママ」は国の要綱に定める要件を満たし、かつ市区町村により認定されていることが必要な点です。
自治体公認の人に預けられるので、預ける親の側も安心してサービスを受けられます。

保育ママの制度について

保育ママについておおまかな話が分かったところで、具体的な自治体の「保育ママ」制度についてみていきましょう。
今回は、ONEの本社がある「新宿区」の「保育ママ(新宿区では「家庭的保育者」と呼んでいます)」のサービス内容を見てみましょう。

サービス内容

【保育ママサービスを受けるための用件】
①新宿区内に在住であること
②親の就労等により、子どもを保育する方がいないこと
③子どもの生後5週目から3才未満である

【保育時間】
基本保育 9:00~17:00
延長保育 8:00~9:00、17:00~18:00

【保育料】
月額27,000円(その他ミルク代などの諸経費がかかります。)
※延長保育を利用する場合は、1時間500円

【助成金】
一定の要件を満たす方には、月額5,000円の助成金が貰えます。

要件は以下の通り。

①月の初日に、新宿区民であり対象施設に月極契約で在籍すること。
②月極の基本保育料を支払っていること(入所施設に保育料の納入状況を確認します)。
③平成25年中の所得にかかる所得税額の父母合計額(ひとり親の場合1人分)が120万円未満であること(※)。

【申請先】
新宿区保育園子ども園課入園・認定係

詳しくは区のホームページを確認してください。
保育ママ(新宿区)

しっかり選べば安心

先日、ベビーシッターによる痛ましい事件が起きたこともあり、子どもを他人に預けることに不安を感じている方も多いかと思います。
しかし、きちんと保育をしてくれる保護者はたくさんいらっしゃいます。
不安になりすぎないで、まずはどういった保護者が子ども預かってくれるのかご自分の目で確かめてみるのが大切です。
特に、保育ママは自治体のお墨付きがある保護者なので、安心して子供を預けて頂けるのが魅力ですよ。

保育ママになるには?

「保育ママになりたい!」という方の為に、最後に保育ママになるための方法をご紹介します。

ここまで書いてきたとおり、保育ママは公的な保育サービスなので、保育ママの募集は各自治体が行なっています。

保育ママになる為に必要な資格については特に決まりがありません。
保育士、幼稚園教諭、看護師等の保育に関わる資格者の中から地方自治体が認定します。
自治体によっては、育児経験があれば良いとするところもあります。

保育ママになるための条件は各自治体ごとに違うので、自治体のホームページなどを確認してみてください。

例えば、荒川区の募集ページはこちらです。
保育ママ募集(荒川区)

その他のサービス

①ベビーシッター

以前のブログでもご紹介したベビーシッターというサービス。
最近悪い意味で良く取り沙汰されるので、詳しくご存知の方も多いかと思います。

ベビーシッターサービスの提供には何らの公的なチェックも入らない為、誰もが参入できてしまうことが問題点とされています。

子どもが突然発熱した時などに、周りに子どもを任せられる方がいないママやパパにとって強い味方となるのがこのベビーシッターです。
ベビーシッターを選ぶ際には、ベビーシッターの人柄や保育のスキルはもちろん、利用者とベビーシッターの相性も重要なポイントになります。
人気のベビーシッターは予約がいっぱいになってしまうことが多いので、複数のサイトに登録し、安心して子供を預けられるベビーシッターを何名か見つけておくのが良いでしょう。

②チャイルドマインダー

耳なじみのない方も多いかと思いますが、「チャイルドマインダー」は英国発祥の保育専門職の資格です。
「保育士」のような公的な資格とは異なり、民間の機関が認定する資格となります。

あの人気グループ「嵐」が、2008年に「ひみつの嵐ちゃん」という番組の企画で、この「チャイルドマインダー」を取得したことでも話題となりました。
近年日本でも段々と静かに注目されてきている資格です。

チャイルドマインダーとして働きたいという方はもちろん、自分の子育ての為にチャイルドマインダーの勉強する方もいます。
最近では、保育士や幼稚園教諭が更なるスキルアップを目指してチャイルドマインダーの資格を取得するというケースが増えているようです。

チャイルドマインダーを利用する場合、利用者はチャイルドマインダーと契約を結ぶ必要があります。
料金はチャイルドマインダーによって様々なので、ご自分の事情に合ったチャイルドマインダーを探してみてください。

チャイルドマインダーの資格取得

「チャイルドマインダーの資格を取りたい!」
「チャイルドマインダーに子供を頼みたい!」
という方の為に、チャイルドマインダーに関するホームページをご案内します。
チャイルドマインダーとは

③民間保育ママ

前回ご案内した公的な「保育ママ」とは違い、民間独自のサービスが「民間保育ママ」です。
「保育ママに子どもを預けたいけれど店員がいっぱいで預けられない!」という家庭と、「子どもを預かって家で面倒をみたい」という家庭の相互協力によって生まれました。
専業主婦のお母さんが子供を預かってくれるので、とてもアットホームな環境で育児を行なってもらえます。

「民間保育ママ」の事業を行っている団体はいくつかありますが、代表的な団体が「エスク」です。
エスク

入会金・・・16,800円
年会費・・・21,000円(2人目・・・プラス7,350円、3人目からは増額無し)
料金体系は、保育の形態でそれぞれ異なりますが、
家庭保育の場合、1,010円~1,610円/h となります。(時間帯によって金額が異なります)

民間の保育サービスは、公的な保育サービスに比べるとどうしても割高になりますが、困ったときにすぐに対処してくれるのが魅力です。
「もしものとき」の為に頼りにできる方を探しておくだけでも安心できますよ!

学童保育

学童保育とは

学童保育とは、労働などの事情で親が十分に保育できない児童に対し、放課後や長期休暇中、親に代わって行なう保育のことです。
「放課後児童クラブ」や「子どもクラブ」など様々な名称があります。

共働きの夫婦が増え、いわゆる「鍵っ子」の安全が問題となったことから始まったこの制度。
主に学校の空き教室などが利用されて行われることが多いようですが、「児童館」という学童保育の為の施設でも学童保育が行われています。

児童館の中には、図書館や遊戯室など子供が楽しく放課後を過ごせる設備の他、パソコン教室など学習のための設備が整っているところもあります。
この記事を読んでいる方の中にも、子どもの頃、児童館で遊んだという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

東京都内の児童館の年間利用人数

平成24年度の調査によれば、東京都内の児童館の年間利用人数は約1,880万人。
東京都内の児童館の数は約570ありますので、
一館当たり、一日平均100人が利用していることになります。

一例として、文京区の児童館を見てみましょう。
文京区には16の児童館があります。

・料金・・・無料(登録の必要有)
・対象・・・乳幼児~高校生まで(就学前のお子さんは保護者との同伴の必要有)
・時間・・・午前9時~午後6時まで
      ※土曜日は午後5時まで

児童館によってはボールハウスや滑り台などの大型遊具があったり体操や読み聞かせの時間が設けられていたりします。
また、子どもの保育だけでなく、育児に悩むお母さんたちの育児相談を行なっている施設もあります。

文京区 児童館

育成室

学校や児童館の他に、「育成室」という学童保育を目的とした施設もあります。(学校や児童館に併設されている場合が多いです)
親が病気や仕事などで昼間一人になってしまう子供の保護をしてくれる場所です。

「育成室」の設置は努力義務とされているので、各自治体に必ず設置されているわけではありません。
下記は文京区の育成室の詳細です。

・対象・・・小学校1~3年生の児童
・定員・・・44名
・時間・・・月~金 午後6時まで
      土   午後5時まで
・料金・・・平成25年度 5,000円/月
      平成26年度 6,000円/月
      平成27年度 7,000円/月

文京区 育成会

意外と安心です

「放課後、子どもがどこで過ごしているか不安!」というお母さん達も多いのではないでしょうか?
学校や児童館で友達と遊んでいることが分かれば安心ですよね。
また、児童館には他の学校の子どもたちも来るので、学校の友達以外の子どもと触れ合えるきっかけにもなります!

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